しくみを知ればトラブルは防げる!借地権 相続・贈与と譲渡の税務〔第2版〕

著者 武田 秀和
中村 隆
ジャンル 単行本 > 税法・税務 > 資産税
出版年月日 2017/03/20
ISBN 9784419064464
Cコード 3032
判型・ページ数 A5・272ページ
定価 本体2,600円+税
在庫 在庫あり

複数税目に関わる難解な借地権課税がすっきり整理できる! 
親族間で貸し借りする、経営する会社に土地を貸す…税務署から指摘されるケースを中心に解説。
事例を追加し、構成もわかりやすくなった改訂版。

建物の所有を目的として土地を賃借した場合,賃借人にはその土地に対する使用収益権が生じます。土地所有者にとっては,借地権の設定に伴う権利金収入及びその後の地代収入が約束され,高額な遊休地の効果的な活用ができます。双方にとって望ましい関係が実現しているともいえます。

しかし,このような関係が成立するのは借地借家に関する法整備が進んだ近年のことであり,契約意識の高い大都市部のことです。

 

地方の中核都市であっても,土地の賃貸借の開始時に権利金等の名目で金銭を授受する,いわゆる借地権の取引の慣行のない地域もあるのが実態です。借地上に建物を所有していても,立退きを強く求められることもあります。土地所有者が低額な地代や処分できない底地の相続税対策に悩むこともあります。法人が代表者の土地に建物を所有しており,借地権の認識もなく地代も大雑把であるケースも多くあります。

 

他人の土地を賃借して建物や構築物を所有している場合,借地権の有無により課税関係が大きく異なります。法人税はもとより所得税,相続税,贈与税の課税に影響が及びます。

また,入口課税・出口課税といわれるように,借地権設定時や借地権の異動時にも課税関係が生じます。

 

本書は,第1部で個人間の借地権に係る様々な取扱いを,第2部で法人と個人,通常はその法人の代表者との関係を概説したものです。借地権に関する書籍は数多ありますが,本書は,借地権にあまりなじみがない地域の方々であっても,相続税・贈与税を中心とした課税の取扱いを理解しやすいスタイルにしました。実務で即応できるよう質問や疑問の多いものは「事例」として入れています。

 

 

【著者プロフィール】

武田 秀和(たけだ ひでかず)

税理士。岩手県出身,中央大学法学部卒。

東京国税局資料調査課,浅草,四谷税務署他東京国税局管内各税務署資産課税部門等に

勤務。現在,武田秀和税理士事務所所長。

〈主な著書〉

「土地評価実務ガイド」(税務経理協会)

「調査事例から見た 資産税実務のポイントQ&A」(税務研究会)

「ケーススタディ相続財産評価マニュアル」(新日本法規出版,共著)

「相続税調査実態からみる申告書作成のテクニック(改訂版)」(日本法令)

 

中村 隆(なかむら たかし)

税理士。東京都出身,法政大学経済学部卒。

東京国税局資料調査課,同調査部,麻布,四谷税務署他東京国税局管内各税務署資産課

税部門等に勤務。主に,相続税調査に従事。現在,中村隆税理士事務所所長。

 

【序】借地権の定義
 Ⅰ 借地権の定義
 Ⅱ 賃借権と地上権
 Ⅲ 借地権と税務
 Ⅳ 借地権をめぐる最近の状況

【第1部】個人間における借地権
第1章 土地の無償使用による贈与税の課税
 Ⅰ 借地権課税の変遷(過去の取扱い)
 Ⅱ 今後の取扱い(過去の課税関係を踏まえた取扱い)
 Ⅲ 使用貸借と借地権(現行の取扱い)
第2章 財産評価と借地権
 Ⅰ 財産評価基本通達による借地権
 Ⅱ 財産評価基本通達による定期借地権
第3章 譲渡所得と借地権
 Ⅰ 借地権等の設定
 Ⅱ 借地権の取得
 Ⅲ 借地権の譲渡
 Ⅳ 借地権と底地の交換

【第2部】法人が関係する場合の借地権
第1章 法人が関係する場合の借地権の概要
第2章 借地人が法人,地主が個人の場合
 Ⅰ 基本的な考え方
 Ⅱ 通常の権利金の支払い
 Ⅲ 相当の地代の支払い
 Ⅳ 土地の無償返還の届出
 Ⅴ 節税対策
第3章 借地人が個人,地主が法人の場合
 Ⅰ 基本的な考え方
 Ⅱ 通常の権利金の支払い
 Ⅲ 相当の地代の支払い
 Ⅳ 土地の無償返還の届出
第4章 借地人が法人,地主が個人で,土地を一括譲渡する場合
 Ⅰ 基本的な考え方
 Ⅱ 通常の権利金と認定課税
 Ⅲ 相当の地代の支払い
 Ⅳ 土地の無償返還の届出

【第3部】重要法令・通達等のポイント解説

SHOPPING ご注文

2,600円+税

ネット書店で購入

SHARE シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter

  • facebook

  • 税経通信定期購読

  • 自費出版

  • 税務経理協会のスマートフォン学習アプリ

  • 「経理・財務」研究学会

  • 実践簿記入門

  • febe

  • 出版梓会

  • タックスゲート

  • マーケティングビジネス実務検定

  • 会計ファイナンシャル検定

  • 貿易実務検定